ストロークの基本についてーいろいろな有名指導者の研修会からー 改訂版

  ここでは初心者向け(中学生からラケットを握る人など)にフォアのストロークの打ち方を写真入りで紹介します。
1 練習の方法

  初心者のストロークの練習方法は、素振りから入る人が多いのでは無いかと思われます。ですが、素振りはイメージトレーニングの一種であり、かなり高度な技術だと思うのです。試合の経過や状況を考えて、行うものだと考えます。
そこで以下のような方法が良いのではないかと考えます。

  1 ラケットの持ち方の指導
 2 ひざついての押し出す打ち方
 3 手投げでのストローク
 4 球出しのストローク

  2 ラケットの持ち方の指導

   ラケットの持ち方の指導は、イースタングリップとウエスタングリップが大き く分けてあり、主流は写真のちょうど良いグリップと思います。
ナガセの大野監督の中学生向け指導でも写真のように行っていました。ただ、初心者では、グリップが練習とともにずれてきて、いわゆる厚くなり、イースタンの逆でさらにウエスタンになる選手が出てきます。

 

  3 ひざついての押し出す打ち方

  最初の練習ではひざをつかせて、地面にラケットをつかせて人のボールを落としてもらって行う方法が良いと思います。安藤先生は、この方法で打たせて、押し 出す打ち方を最初の時点で確立するそうです。この方法で、ベースラインからネットを越えるのが合格ラインだそうです。ただし、この写真はダウトです。ついている膝(足)が逆です。

   


立って打ったときに、テイクバック(引き)がこのようになる生徒が大半です。いわゆる、引きすぎで、面も下を向いているので、安定感のあるストロークが得られません。面ができにくくなります。この防止のために、地面にラケットをついてから打たせるのです。また、テイクバックが引きすぎの判断は、引いたときにラケットのグリップのマーク(ヨネックスのマークとか)が見えるかどうかが一つの判断になります。

 

  4 打点と打ち方について

   さて打ち方ですが、写真は、打点を表しています。左側が打点がうしろで、これがストレートや逆クロスの打ち方になります。いわゆる押し出す(流す)打ち方になります。右側の写真がクロスの打点になります。クロスは引っ張りで、この打点で打っていきます。

 

 

 

 

 

 

   振り方はどうするのか?最初にアンダーストロークで打たせるか、平行で打たせるか、トップで打たせるかという問題が残ります。大野監督は、ラケットを振り子のように自然に振る、アンダーを推奨していました。人によっては、最初から高い打点でトップ気味に打たせる人もいます。上田西の柄沢先生は、アンダーで打たせて、打点を上げていくことはそんなに難しい事ではないとおっしゃっていました。
 結論はありません。いろいろな方法があって良いと思います。指導者として、どの打点で打たせるかは、こだわらないでもそんなに問題ないのかなと思います。というのは、どのように指導しても、その子にあった打点で打つのが一番のような気がするからです。
 ボールのシュート力をつけるためには、腰の回転は不可欠です。腰の回転をどのようにつけるかということになりますが、右足を軸にして右足でけんけんさせておいて、打つときには空中で打たせるようにするという方法もあります。
 また同じように、左ひざを入れて、低い姿勢で打たせたいときも、右足でけんけんさせて、最後に踏み込ませると、膝がはいると思います。安藤先生はこの膝の入れ方については、別の方法で教えていました。



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