2001 山口全中ソフトテニスのページ
広島向陽中の躍進、女子埼玉芝東の2連覇
女子団体
優勝:埼玉県芝東 2位:東京都羽村第二 3位:熊本県鶴城 佐賀県嬉野
男子団体
優勝:広島県向陽 2位:三重県荒坂 3位:鹿児島県伊集院北 広島県高屋
 
女子個人
優勝:鳥取県 日野中学校 中川・中川
2位:奈良県 王寺南中学校 屋地・薮内
3位:埼玉県 芝東中学校 澤辺・工藤 埼玉県 杉戸広島中学校 上原・高橋
 
男子個人
優勝 兵庫県 上郡中学校 上嶋・北見
2位 三重県 荒坂中学校 玉川・川淵
3位 千葉県 和名ヶ谷中学校 白根・久保 高知県 伊野中学校 横江・横江
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 男子個人戦は兵庫県上郡中の上嶋・北見ペアが優勝をした。小学生チャンピオンの実力は本物で、組み合わせも一番強豪チームの集まるきついブロックから這い上がってきた。2年生と3年生のペア。上郡ペアは2回戦から早くも、都道府県対抗大会個人戦で3位に入賞した村上・高松(愛媛・三津浜)と対戦。三津浜にとっては、四国1位がかえって組み合わせ的には裏目になった。後衛の村上は良い後衛で前評判も高かったが、4−1で敗退。その後、千葉の大栄中をやぶり、4きめで新潟の巻西をやぶり、準決勝を迎える。
 準決勝は、春のミズノカップ優勝者の横江・横江(高知・伊野)との対戦。横江・横江は、双子の兄弟。この対戦が熱戦になった。「事実上の決勝戦」という声も聞かれた。息詰まる熱戦で、ファイナルへ。双方ともプレッシャーを感じないのか、思い切ったプレーで、ポイントを貪欲にとりに行き、ナイスプレーの連続。上郡ペアはファイナルの最後の数ポイントをペースを崩さず攻めきり、勝利し、決勝へ進んだ。
 今回2位の玉川・川淵(三重・荒坂)は春の都道府県3位の選手で実力者。準決勝は千葉の和名ヶ谷中と対戦。和名ヶ谷中ペアもミズノカップ5位に入賞など実績を残しているが、ここへ来てさらに調子をあげてきたチーム。関東の団体を制し、個人戦でも全国3位入賞。準決勝は4−3のファイナル。(今年の個人戦準決勝は男女ともすべてファイナルでした)
 男子決勝もファイナル。早い展開の中にも粘りあり、前衛の勝負ありで見所が満載の中、またまたファイナルへ。最初、優勝ペアが5−3でリードされるも、2本追いつき、これで5−5。勝負どころとみたのか、上郡の北見が見事なポーチにでてこれがきれいにきままり、マッチ。流れはポーチでできていて、勝敗は次の1ポイントでついた。前衛北見はこの決勝戦相手後衛のストロークに苦しみ、どうもタイミングが合わなく、本来のプレーができなかったようだ。ここしかないというところで、勝負に行き、見事な面でボレーを決めるところは、中学生離れしている。
 
 女子は、混戦になった。奈良の王寺南の屋地・薮内と鳥取の中川・中川の快進撃になった。鳥取の中川・中川は、姉妹ペアで、当初は、逆にあまり息のあわないところもあったようだが、ここへ来て、見事なプレーを披露した。特に姉の前衛中川は女子では卓越した運動能力の高い、ポーチやスマッシュを披露した。決勝で戦った、屋地・薮内の王寺南のペアとは、後衛同士の打ち合いの中で、前衛のからみの差で、日野中ペアに勝利がいった感じがする。中川・中川の躍進は強豪相手との対戦を勝ち抜いてきたことにある。初戦は団体優勝で全勝で大貢献した芝東の河原・中尾を4−2、2回戦は佐賀の2番手小野・太田を敗り、3回戦、近畿1位の緑丘中を敗った。この緒戦の3戦を勝ち抜いたことが優勝へ弾みをつけたのだろうと感じる。
 春の一連の大会で活躍した団体優勝候補佐賀の嬉野中 井上・橋爪ペアは王寺南にやぶれ、団体優勝候補の静内三中1番手も準々決勝で王寺南に敗れ、芝東の沢辺・工藤も準決勝で敗れた。王寺南は準決勝で途中、身体的故障により2度試合を中断したが、その後、複調し決勝でも熱戦を披露した。日野中の中川・中川のいる中国ブロックで個人優勝した岡山就実は、8どまりだった。3位に入賞した埼玉杉戸広島の上原・高橋は、芝東のいる埼玉、関東でも常に好成績を残している実力ペア。今回も接戦をものにし3位入賞。関東1位の実力をみせた。北信越1位の今町は、都道府県3位の次部・広沢(広島・鈴峯女子)をやぶったが、芝東にやぶれ、ベスト8。東海女子は今回、団体個人ともに振るわなかった。
 
 団体戦は、男子広島向陽中の優勝、女子埼玉芝東中の2連覇で幕を閉じた。
 女子は、右上のブロックに優勝候補が固まった。3年目の正直で同じ実力を保ちながら、春夏連覇をねらった北海道代表の静内三中は、奈良の片塩中に敗退した。片塩中は、1,2年生の多い、これからのチームで、相手に対して向かっていくことができた。それが功を奏したのかもしれないが、北海道のできが、前日の個人戦の時から悪かった。結局、北海道の大将の谷岡・高塚が初戦に1−4で奈良の佐藤・吉井に敗退したのが大きかった。もう一方の注目カードの岡山就実対羽村第二中は、息詰まる熱戦になった。就実の村上・小野があっさり1本目4−0でとったあと、羽村二の大将ペア田中・下込がファイナル辛勝。3本目は、羽村は3番手のストローク不調により今まで経験のほとんどない、4番手後衛で挑み4−2で接戦をものにしてしまう。就実は若いチームで、2年生が主力だが、優勝を狙えるだけの力はありながら、これも受けてたってしまったという声が周囲から聞こえた。
 伝統校で東海1位の矢渕は初戦で鶴城に敗退。新潟巻西は千葉八街をやぶり入賞。東北岩手の南都田も静岡富士宮二中をやぶり、入賞。近畿1位の小田北は徳島の城東をやぶり、入賞。
 優勝候補の嬉野は、初戦、鳥取の日南を4−0、4−04−2で勝利し、昨日の個人戦の敗退をひきずっていないように見えた。2回戦の小田北との対戦では、1本目は嬉野が勝利し、2本目大将戦になる。小田北の太田・岡田に対して、都道府県対抗個人1位になった井上・橋爪との対戦、実績からいくと嬉野だが、小田北の大将もかなりの強豪。カットレシーブなどで苦しめ、井上・橋爪を苦しめる。だいぶ走らされながらも、勝利し、2−0で嬉野は芝東中戦へむかう。
 準決勝の芝東中対嬉野戦はだれもが接戦になると考えたが、意に反して一方的になった。最初の登場した芝東の河原・中尾は昨日の個人戦初戦敗退をものともせず、4−3で接戦をものにする。二本目は井上・橋爪と澤辺・工藤(前日個人3位)。嬉野の得意のストロークが嬉野にしては、さえない。武器が生きず、一方的になり、ずるずると0−4で敗退。嬉野は前の試合の走り回されたことがプレーに影響した。
 
 もう一方の準決勝は、羽村二中対熊本鶴城。この対戦は、羽村二中のペースでの試合であっさり2−0で勝負をきめた。
 決勝は、関東大会の決勝戦。関東では芝東が勝利をしている。
1本目の澤辺・工藤対伊藤・綿貫の試合は、羽村二中がリードしながらも、ファイナルへ。常に競っていくが、最後は、今まで勝利してきた強みから競りながらも芝東が勝利。2本目は羽村二は大将が登場し、3本目に行くと思ったが、芝東の河原・中尾のできがこの日良かったこともあり、羽村二中の大将ペアが前衛を攻めきれず、押されて、最後は後衛のストロークも打ち切れなくなり、芝東の優勝を許した。昨年のレギュラーメンバーが4名残っているとはいえ、福岡・山口全中連覇は快挙。
 
 男子も接戦が多かった。女子が決勝をやっている最中、男子は準決勝を行っていたことからもわかるように、接戦で男子の試合振興は女子よりも遅れる事になった。
 男子優勝の広島向陽中は、2年生中心の若いチームで、後衛は全員二年生。来年のチームが今年全国制覇を成し遂げた。
 向陽は準決勝で優勝候補の一角だった、鹿児島伊集院北を3本目勝負でやぶった。ともにシュートもロブも使い粘り強さとうまさを兼ね備えたチーム同士。1本目向陽池田・元川対伊集院北新留・中村の対戦で伊集院北が攻めてリードし2−1とするが、ミスが出始め、逆転で向陽が4−2で勝利。2本目は伊集院北松島・川畑がふんばり、ファイナルジュースから前衛が勝負に行き、流れを呼び寄せ4−3で中本・三浦を敗り、伊集院北が望みをつなぐ。3本目は互いに三番手同士の対戦で、地力にまさった、向陽が4−1で最後逃げ切った。
 
 振り返り、1回戦に目を移すと、関東1位で千葉県連続優勝かの呼び声もきかれた和名ヶ谷だったが、初戦は2−1で突破したものの、2回戦で準優勝した荒坂とあたり、0−2で敗退。
 岩手の見前(プレビューで軽米と書いてすみません)は初戦北海道に勝利したものの、2回戦広島の高屋(本大会団体3位入賞)に3本目勝負のファイナルで惜敗。見前はファイナル2ペアを落とした悔しい敗退となった。
 
 準優勝の三重荒坂は6名だけの部員での快挙。団体戦のベンチに6名しか入っていなくて補欠のいない状態。能力のある選手がそろっていることろへ、前任校矢渕中で全国優勝をはじめ、数々の実績のある顧問の先生が行き、県、ブロックと勝ち上がるにつれ、実力をめきめき伸ばした。攻めのポイントを習得し、それを実践できる能力があったことが今回の準優勝に結びついたと言える。
 荒坂は前日、個人戦準優勝ペアをばらして、ペアを再編成し、団体戦を戦った。準決勝の対高屋戦では、1本目、玉川・森本(荒坂)が大竹・上田に後衛のクロスの厳しいボールで4−1で快勝。2本目は荒坂岡本・片岡対内田・加藤との対戦。互いにレシーブゲームをキープしながら、ファイナルへ。ファイナルポイント5−7で荒坂敗退。3本目に高屋は望みをつなぐ。3本目荒坂の濱中・川淵が前衛川淵の大事なところでのポーチで勝機を逃さず4−2で大原・松尾を敗る。
 
 今回、向陽、高屋と東広島市内の二チームがここまでのレベルの高さを披露した事は驚きに値する。
 
 決勝、1本目は荒坂の玉川・森本対向陽の小池・林の対戦。互いにレシーブゲームをキープして、そのままファイナルへ。ポイント3−1で向陽前衛が勝負にいったボレーをはじき、そこから一気に荒坂が勝利をきめる。4−3で荒坂が勝利。2本目は向陽池田・元川、荒坂岡本・片岡の対戦。1ゲーム目は荒坂がレシーブゲームを取るが、2ゲーム目からは向陽のペースになり、そのまま流れは変わらず、向陽の4−1の快勝。3本目勝負は荒坂濱中・川淵対向陽中本・三浦の対戦。向陽が1ゲーム先取。荒坂の後衛は中ロブがうまく、展開し2ゲーム連取。向陽後衛はコースをねらうがボール1つ分アウトしていたが、サイド抜きなどで、ペースをつかみ、1−2から3ゲーム連取し、優勝の瞬間を迎えた。
 

平成13年8月23日(木)〜25日(土)
第1日目 23日(木) 開 会 式    開 式  16時30分
第2日目 24日(金) 個 人 戦    競技開始  9時00分
第3日目 25日(土) 団 体 戦    競技開始  9時00分
山口県維新百年記念公園テニス場』(砂入り人工芝コート16面)
 会場概略図 山口市HP

8/14更新 ☆プレビュー

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